歯周病治療の新しい試み

歯周病に罹った、歯茎の奥の複合細菌の塊は、バイオフィルムと呼ばれ、抗生物質や免疫細胞に対する、抵抗が高くなり、なかなか治らない厄介な病気でした。

ですから、歯周病を単独細菌の感染症ではなく、バイオフィルム(細菌の塊)感染症として捉えることによって、治療の基本的考え方が変わって来ます。

1990年5月に承認された、歯周ポケット内に注入する除放性薬物局所配送法(LDDS:Local Drug Delivery System)は、大変有効な薬ですが、バイオフィルムから放出された浮遊細菌に対して、特に抗菌活性を示すだけで、その内部までは、浸透しない欠点がありました。

ある種の抗生物質は、良好な透過性によって酵素活性を抑制し、バイオフィルムの形成抑制、細菌付着抑制し、バイオフィルムの溶解能を有するだけでなく、長期間にわたって効果を発揮し続ける事が、報告されています。

今まで、虫歯予防と歯周病の予防と治療に使ってきた、基本であり

A)最も重要なホームケアーの
1)歯磨き、
2)歯肉のマッサージに加え、

B)プロフェッショナルケアーの、
3)歯石除去、
4)歯根面滑沢法、
5)PMTC、
6)歯周外科手術

C)局所薬物療法の
7)LDDS(Local Drug Delivery System)、
8)3DS(Dental Drug Delivery System)に加え、

D)全身薬物療法で、歯周病に対して有効な
9)抗生物質が分かって来ました。

宜しければ、一度ご相談下さい。

ただし、5)と8)は、保険が効きません。のでご注意下さい。