真実の花

「真の花」又、「真実の花」という言葉が、能楽の書「風姿花伝」に書かれています。

著者は世阿弥で、反対語に「時分の花」という言葉も有ります。

私は歯科医師ですから、いつも、お口の健康から、物を見る癖がついています。この言葉も、私なりに解釈すれば、若い時の健康は、「時分の花」であり、歳月を重ねて、からの健康が、「真実の花」なのでしょう。

その時、虫歯、歯抜け、口臭など、時間のフィルターで、あなたの「お口の真実の花」が、見えて来ると思います。

いくらお金を使っても、若い頃の肌には、戻れないのと同じように、残念ながら、今の歯科医学では、お口の状態は、元には戻りません。放置すれば、悪くなるばかりです。

昔のように、人生50年であれば、「悪く成った時、死んでいる」とか「悪くなれば、死ねばよい」で、良かったですが、今は、「死ねない時代」、「死なない時代」に成りました。

歯が痛い、口が臭い、入れ歯で噛めない、等、不満は有ると思いますが、現状を少しでも良くしようと、又は、少しでも維持しようと、思うのであれば、自己管理と、定期的な歯科治療や、歯科衛生士の検査が必要です。

痛い時だけ、歯医者に駆け込んでいては、綺麗な「真実の花」が、咲く事はありません。

綺麗な「真実の花」、を咲かすためには、自己管理が一番大切です、そのお手伝いを、私達がさせて頂きます。